マダニの感染症 かまれたら(刺されたら吸着されたら)マダニSFTSと予防法
- 2016/8/16
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2015-04-05 ダニによる感染症で初の死者
ダニの感染症で人が死ぬことがある事をご存知ですか?
マダニ「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)と予防法
本日の情熱大陸で放送された忽那賢志医師もダニを媒介して感染する感染症に着目している医師の一人です。
マダニ「重症熱性血小板減少症候群」で死亡
2013年「殺人ダニ」ダニ感染症で死亡例このような
ニュースが相次いだ事は記憶に新しいと思いますが
マダニというダニの一種を介した感染症、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は国内感染が53人にのぼり、21人が死亡しています。
まさに、「殺人ダニ」といえます。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは
では、ダニを介して感染する感染症、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とはどのような病気なのか?
SFTSは新しいウイルスによるダニ媒介性感染症として
2011年に中国の研究者によって発表された。
中国では2006年11月から感染者が出ており多くの患者と死亡者を出している。
マダニによるSFTSの症状
6日〜2週間の潜伏期があり、その後、
発熱し
消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)
神経症状(頭痛、筋肉痛、意識障害や失語)
出血症状(リンパ節腫脹、皮下出血や下血)
などの複合した症状を起こす。
この症状はが多くの症例で認められ、致死率も6.3〜30%と高い。
日本での感染
2013年に海外渡航歴のない患者が日本国内で発見され
SFTSに罹患していたことが初めて報告され
感染経路はマダニ(フタトゲチマダニなど)を介したもの
薬剤やワクチンはない怖い病気SFTS
現在のところ
治療法は対症的な方法しかなく、有効な薬剤やワクチンはないのが現状。
マダニの生態
この恐ろしいSFTSの媒体となっているのがマダニというダニの一種です。
ダニといえば家ダニのような小さな生物を想像しまが
マダニは家ダニとは全く違う種類の生物で
通常時の体長は3mmくらい
吸血すると吸った血液で茶褐色になり
1~1.5cmの大きさにまで膨れ上がります。
2013年の国内での被害は西日本に多く
関西より西の地域、九州・中国地方に集中していましたが
SFTSウイルスを持ったマダニは関東・東北にも生息しているので注意が必要です。
マダニによる「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の予防法」
マダニは、野外の深い草むらの中だけでなく、
畑や庭など人が手入れをしている場所でも自然に生息しているので、注意が必要です。
マダニに吸着されない。
マダニは人以外の動物の血も吸います。
蚊と同じように
二酸化炭素に反応しての動物に寄ってきます。
犬,猫のほか家畜や野生動物の通る、通り道はマダニに吸着される危険性が高いので、
特に注意が必要です。
マダニ 予防法
夏の野外活動は肌の露出を少なくして長袖、長ズボンを心がける
キャンプ場・ハイキングなど
マダニが生息している可能性が高い場所に行く時には、特に注意が必要です。
肌が露出する箇所には、予防のため防虫スプレーをおすすめします。
マダニに吸着・刺されたらされたら
恐ろしいマダニの吸着力
マダニの仲間はは口器を皮膚に刺し込んで頭を人や動物の皮膚の中に潜り込ませ血を吸います。
人の皮膚を溶かす酵素をもっているため刺されても痛みがなく気がつかないこともありますが吸血すれば体が大きくなるので気がつくと思われます。
なるべく早く対処することが必要です。
その際に唾液腺から放出する、セメント物質で体を固めるため
以降1 – 2週間程度は体から離れないという
実に恐ろしい生き物です。
※画像 マダニに刺されたら
無理に吸着したマダニを引き抜こうとすると、
人の体内にマダニの頭部が残ったり、
マダニの体内の消化管内容の逆流によりSFTS感染リスクが高まってしまう
危険性があります。
このようにマダニに吸着されたら
感染症罹患の恐れがあるため、マダニ咬症の場合は医療機関を受診しましょう。
医療機関にゆく前にワセリンなどの油があれば
マダニに塗って窒息死させるのも有効との話もあります。
いずれにしても医療機関で
ダニ摘除専用の機器や切開してマダニを除去するし感染症を予防する必要があります。
怖いマダニの感染症を防ぐには
まずは、野外へゆく時には肌を露出させないことと万が一マダニ咬症された場合は医療機関へすぐ行くというのが染症を防ぐ手立てとなる。
マダニに噛まれたら
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