動物

長野県原村の畑で発見された、害虫テンサイシストセンチュウっていったいどんな虫でしょうか？
また、テンサイシストセンチュウの画像や人への被害や害と対策や拡大の防止は？

長野県原村の畑で、
病害虫「テンサイシストセンチュウ」という害虫が
国内初で発見されたそうです。

農林水産省は1日、長野県原村の畑で、ブロッコリーやカリフラワーなどアブラナ科の野菜の生育に大きな被害をもたらす病害虫「テンサイシストセンチュウ」を確認したと発表した。

・テンサイシストセンチュウの画像

ページの一番上の画像が、テンサイシストセンチュウの画像です。
なんだか良くわからないですね。

どう見ても虫には見えない

植物の根のような感じですが

実はテンサイシストセンチュウは雄と雌の形が違っていて
雄雌はこんな形をした虫だそうです。

センチュウ=線虫

テンサイシストセンチュウのセンチュウは線虫ということだそうです。

回虫・ギョウ虫も線虫の仲間です。

線虫という生物は総称で体は細長い糸状・筒状で、透明であることが多く
体長は通常0.5～4ミリ程度ですが中には数メートルになる種もあるそうですよ。

現在、約1万種が確認されてますが
地球全体で50万種ほどが存在すると推定されているそうです。

なので今回のテンサイシストセンチュウが国内発とう事ですが
まだまだ未発見のセンチュウがいるということですね。

また、
線虫は「がん」のにおいに引き寄せられる性質もあり、尿1滴でがんを診断できる手法を開発されています。

テンサイシストセンチュウの人への害は？

線虫の中には回虫、ギョウ虫などのように
人間に寄生するものもいるのですが、テンサイシストセンチュウは人に害をおよぼすのでしょうか？

テンサイシストセンチュウは人や動物には寄生したりして直接は危害を与えることはないそうです。

しかし、ブロッコリーやカリフラワーなどアブラナ科の野菜の生育に大きな被害を与える病害虫です。

長野県原村のテンサイシストセンチュウ対策・拡大防止は？

日照不足で野菜の値上がりが激しい中
テンサイシストセンチュウの被害が広がると大変です。

国内発として見つかった
長野県原村のテンサイシストセンチュウの被害の防止と対策は？

テンサイシストセンチュウからの農作物の被害の拡大を防ぐには
害虫が見つかった畑の土を消毒するなどまん延防止策に務めているそうです。

テンサイシストセンチュウは韓国や中東、アフリカ、米国などに分布しているそうで国内への侵入経路は不明だそうです。